セミオーダーの革靴屋・delightful toolの寺田さんが
delightful toolシューメンテナンスショップとして
玉川タカシマヤ本館4階紳士靴売場内にお店をオープンされました。

革靴はメンテナンス次第で長く履き続けられるもの。
修理はもちろん、日頃のケアなどを相談しながらシュークリームなどを購入できます。
オリジナルの革靴のインソールを準備しているとのこと。
フィット感、長時間履くことによる蒸れ、革靴に合う見た目の美しさ、
みんなが抱えるお悩みに寄り添うものを作りたいとおしゃっていました。

カジュアルなファッションが増えているので、
革靴を履くシーンは減っているとは思いますが、
それだけに、1つの靴を大切に履いていきたいと言う気持ちは増している気もします。
物と伴奏するような店。とても大事だと改めて感じたことでした。

寺田さん、オープンおめでとうございます!


20230921141750_1.jpg

寺田氏がディレクターを務めるdelightfultoolオリジナルのトートバッグの販売がスタートしました。

柔らかな質感のオーガニック帆布をベースに持ち手や底は国産ヌメ革を使用しています。
革に精通している寺田氏らしく、革をふんだんに使いつつもシンプルな仕上がり。

持ち手は表も裏もヌメ革を贅沢に使用し、口周りはパイピングを施して強度面も強化。
どこにも無駄なく、どこまでもシンプルに仕上がっています。
持ち手は、男性でも肩にかけられる長さになっています。

バッグの取り扱いについて伺ったところ、意外な答えが・・・。
「ヌメ革は、一般的に水に弱いと思われがちですが、正しく扱えば水に対して問題ない素材です。
雨でカバンが濡れたしまった時は、全体が濃くなるまでしっかり濡らせて緩やかに乾燥させてください。
そうすると、シミになることを防ぐこともできます。
実際、このトートバッグは、完成後一度水洗いをして布と革の一体感を出して仕上げています。
ぜひ、日常のバッグとしてご利用いただきたい!」と。
革=水に弱いと勝手に思い込んでいたので、驚きでした。

始まりは淡いピンク色をしていますが、時間の経過とともに、
色合いが変わっていきます。
時間の経過とともに変化をたのしみ、愛着が湧いてくるバッグになりそうですね。

写真左:水通ししていないもの
中央左:水通しをしているもの
中央右:水通通しをし、少し時間が経過したもの
右:2年程経過したもの(2.3回水洗いしています)
*革好きの方で水通しをしてないものがほしい方もいるかもと。一つだけ水通しなしのものを用意してくれました。(革への愛情&こだわりに脱帽です・・・)

delightfultoolオリジナルトートバッグ 25,000yen+tax

20190505.jpg

20190507.jpg

20190506.jpg