シロ.のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

久々に行ったイベント banryokuスーツ by シロ.(10月8日〜13日)に
お越しいただき、ありがとうございました。

banryokuさんの作品をたのしみにされていたお客様に
多数ご来店いただくことができました。
新作のインセンスフォルダーはなんとも言えない表情が魅力的で、
多くの方を魅了しておりました。
とても楽しい6日間となりました。
(急遽決めたonlineでの販売も29日で無事終了いたしました。)

今は、ただただ、
寒さに追いつけと、お店は冬支度をしております。

11月1日(月) 15時〜20時
11月14日(日) 12時〜19時
都合により営業時間を変更いたします。

営業時間
12時〜20時 木曜定休日

ご来店、心よりお待ちしております。

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2021.10.11 banryoku印
banryokuさんとシロ.のコラボレーションであることがわかるように、
何かタグのようなものを付けられたら。
そんな話になりました。

シロ.の服にはいわゆるブランドタグを付けていません。
首の後ろが痒くなっていやだから、などなど。
いままで付けずに来ております。

品質表示は付いていますので、そこには「シロ.」が記されていて、
かろうじて「シロ.」とわかるようになっています。

なので、タグという形以外でなにかできないかと思いました。

服が証明。
なんて、お恐れたことは言えませんが、
服自体に直接banryokuマークを追加できたらと思いました。

日本人は、サイン文化の欧米と違って「印」に親しみと重みを感じる民族だと思います。
「押す」という仕草もたまらない緊張感があり、その重みを加速してくれるように思えます。

そこで、出来上がった服にbanryokuさん自ら、1枚ずつbanryoku印を押してもらうことにしました。

トントン、パン。
トントン、パン。

「一緒に作ったよ。」の証です。


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この写真、個人的にとても気に入っています。

「つい引っ張ってみたくなる。」
そんな、カーブになっているからでしょうか。
パイピングが誘導しているのかも。とも思います。

ご試着の際、どちらが前なのか迷われるお客様がいらっしゃいます。
2枚の長い生地をつなぎ合わせ、胸のところがV字になっている方が
一応、前となります。

「banryokuさんから、前後ろ逆でも着てみたい」
というオーダーがあり、ポケットや股の部分を調整して、
どちらを前にしてもストレスないようになっています。

そのまま着ると、ウエストで切り替えがなく、
2枚の布をつなぐセンターラインと足のラインがそのまま続くので、
どこから足がはじまるのかがわかりにくく、とっても足長に見えます。

本来の後ろを前にして着ると、パイピングがたすき掛けのようになり
ちょっぴり和風に、そして、可愛らしい印象にもなります。

2wayで楽しんでいただけるスーツになっています。

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banryokuスーツ by シロ.の作品について
オンラインショップでも購入できないか?という問い合わせを何件がいただいております。

スーツは、丈詰めもあるので、オンラインでの販売は難しいかと思っておりましたが、
遠方で来られない方もまだまだいらっしゃるかと思い、
会期後に期限を設けて、オンラインで販売することにいたしました。

banryokuスーツだけでなく、今回販売中のbanryokuさんの作品も一部販売予定です。

まずは、お店の展示を優先したいと考えております。
会期終了後、準備をし、シロ.のオンラインショップで販売いたします。
詳細については、ギリギリになってしまうかと思いますが、
お待ちくださいませ。
インスタグラム、HPでアナウンスいたします。

どうぞ、よろしくお願いします。


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長い秋の入口。
10月を過ぎても汗ばむ日々が続いています。
夜はぐっと寒くなりますが、一枚羽織ってとなるほどの寒さでもなく、
いつまで続くのだろうと少々心配なぐらいの暖かさです。

今回のスーツを作る際に、
「ジャケットや革靴と合わせたり、
少しリッチなレストランにも行けそうなものにしたい。」
とbanryokuさんがおっしゃっていました。
「スーと」と名付けただけあり、
どこか、スッとしたシルエットに仕上げてあります。

また、アクセサリーやインナーに着るものでぐっと印象が変わるかと思います。

シーンに合わせて楽しんでいただけたらと思っています。


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2021年10/8-13で開催する
banryokuスーツ x シロ. 
始まりました

インセンスホルダー(お香立て)は、今回が初お目見え。
FACEは型を使って作っているそうですが、表情がそれぞれ。
BODYは手びねりで作っているので1つずつ全く違う姿。
小さくとも、印象的な逸品です。

急遽持ってきてもらったエイリアンの張り子は
耳の部分が動きます。
みなさん、恐る恐る耳を触ってかすかに動く耳を楽しんでいらっしゃいました。

花瓶、アイピロー、handbagと。

シロ.の空間がいつもよりも奥深く趣のあるものになっています。

ゆっくりとbanryokuさんの作品を楽しんで行ってほしいです。



扉

花瓶02

花瓶01

張子01

インセンス01

インセンス02

エイリアン01

アイピロー

バッグ

banryoukuスーツ02
2021.10.07 vase
banryokuさんの個展でこの花瓶の子たちがいっぱい並んでいるもの見に行ったことがあります。

なんとも言えない表情の花瓶の子たち。

たのしい
うれしい
かなしい

単純に、ひとつの言葉にできないし、
そういった言葉じゃない表情の子たちでした。

そして、
ちょっと困っているような表情にも見えて。
どれにしようか。と迷っている自分が試されている気持ちになりました。


今回の展示販売では、3つほどいらっしゃるとのこと。
そのひとつは、ガテン系娘との情報。
どうぞ、お手柔らかに。


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2021.10.06 ココフォント
今回のタイトル文字は姪っ子に書いてもらいました。

イメージなど細かい説明をせずに頼んだので、
とっても丁寧に書かれたタイトル文字が送られてきました。

とてもいいけど...。
ごめん、もう一度。

そして、書いてもらったのが今回の文字。
いい感じに前のめりです。

そして、スーツのスー、シロ.のシロ。
なんか、カタカナだけ見るとお寿司が食べたくなったのは私だけのようです。

Thanks coco!

bumryokusuitsココ文字blog
2021.10.05 アイピロー
Banryokuさんの作品との出会いは
アイピローです。

初めて見たときにグッと、心を鷲掴みにされたことを
今でも覚えています。

アイピローたちは、なんとも優雅に、そして、シレーっと棚のあちこちに腰掛けていたかと思います。

ミシェルゴンドリーの映画「ムード・インディゴ うたかたの日々」の劇中で、
脚がビヨーンと伸びて踊るシーンがあります。
マリオネットのような重力感、水中のような浮遊感、そして夢の中にいるようなシーンでした。
何よりヘンテコな脚が面白くも美しかったのです。

そのシーンがふと思い浮かびました。

どこかで見た、知っている美しい脚。

Banryokuさんのアイピローも、どこか、ゴンドリーの映画のような
不思議で言葉にできない魅力に溢れているからだと思います。


アイピローの中には麦が入っています。
程よい重みとなり、さまざまなポーズととってくれます。
それも、優雅に。

部屋のさまざまな場所に腰掛けて、
うっとりする美しさで癒してくれます。
そして、本来のアイピローとして使うときは目を閉じ、目を癒してくれます。
そう、いつでもどこでもなのです。


先日、販売用のアイピローを受け取った時に、
ベースとなる脚の部分の生地はbanryokuさん自身で染めているということを知りました。
肌の色、その風合い、微かな染めむら。

美は細部に宿る。
小さな小さな感覚の積み重ねが作品に反映されていて、
受け取る側は、理由もわからずただ美しいと感じてしまう。
生活に馴染むアート作品。

初めて見たときのグッときた理由がまた一つわかった気がしました。


今回の展示では、
特別にシロ.のシャツ生地で、アイピローのパンツを作ってもらいました。
本来は、チェックや柄のあるパンツが多い中、
お互いに「地味ですね。(いい意味で)」と言って笑ってしまうほど、
大人らしい、いやおとなしいパンツになりました。

banryokuさんの作品もお楽しみいただきたらと思っています。

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banryokuスーツ by シロ.

date 10 / 8 (fri) - 10 / 13 (wed)
*会期中のお休みはございません。

open 12:00 - 20:00

place シロ. 吉祥寺

〒180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-13-3 ユニアス祥南201
TEL 0422-24-7387
MAIL info@siro-life.com


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banryokuスーツ by シロ. 10月8日(金)〜13日(水)
ご来店の際のお願い&お知らせ


金曜日からスタートする展示販売会。
シロ.でのイベントは1年半ぶりとなります。

6日間は、banryokuさんと作ったbanryokuスーツの他、
魅力溢れる作品も楽しんでいただけたらと思っております。


いくつか会期中のお願いがございます。

■体調の優れない方または熱等の症状がある場合は、ご来店をご遠慮下さい。

■店内はマスクの着用をお願いします。

■店内が混雑した場合は、入場制限させて頂くことがございます。

■多くのお客様にご覧いただきたいと思っておりますので、1時間を目処にお楽しみいただけたらと思っております。



banryokuスーツご購入いただい際のお知らせ

banryokuスーツは、お一人ずつ丈の長さを調整させていただきます。
ご購入後、店内で丈詰めを行います。
15分〜30分程度、お時間いただきます。

どうぞ、よろしくお願いします。


banryokuスーツ by シロ.

date 10 / 8 (fri) - 10 / 13 (wed)
*会期中のお休みはございません。

open 12:00 - 20:00

place シロ. 吉祥寺

〒180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町2-13-3 ユニアス祥南201
TEL 0422-24-7387
MAIL info@siro-life.com

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2021.10.05 N/C Shirt R/C Shirt
一昨日から、二度目の金木犀の香りが漂っています。
9月に咲き忘れたのか...。
台風一過の暑さゆえに、うっかりと咲いてしまったのか...。

banryokuスーツ作りに合間に定番の服も作っています。

シロ.の服は、同じパターンを用いて生地を変えながら順繰りと作っています。
このシャツも、生地を変え作り続けています。
天日干しのコットン生地のチャコールを作るのは久々です。
布博以来です。

初めて参加した布博で、光栄なことにメインビジュアルとして採用されたシャツです。
2019年12月から2020年の1月はこのシャツ作りに邁進していた日々を思い出しました。

あれから、随分と時間が経過したような気がします。

人と人とが自由に交流して、見て、触って、楽しみたいな。
もうすぐかな。
もうちょっと先かな。

変わらないものを作りながら、
変わっていった日々を思ってしまいました。


Size F/38/40/42
Color H.blue/Chacoal
Material Cotto 100%
Price ¥20,900税込

写真はFサイズです。


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2021.10.03 Piping
緊急事態宣言が解除された最初の週末。
晴天も重なって、街を歩く人々がなんだか朗らかな印象です。
まだまだ、先は長いのかもしれませんが、また一歩進んだような気持ちがしています。

8日から始まる展示販売。
もう少し、色々とこのブログでお伝えしていきたいと思っています。


piping(パイピング)
布端がほつれないようにテープ状の布でくるみ、始末すること。

布端の始末は、いろんな技法があります。
パイピング仕上げは、手間もかかりますが、
高級感がでたり、アクセントになったり、
その服の印象を変える要素でもあります。

banryokuさんの作品は、様々なマテリアルが使われていますが、
その一つに布があります。
ノスタルジー溢れるプリント柄やチェック柄の布は、
Banryokuさんの手にかかると、
なんとも言えない唯一無二のものになります。

その感覚を今回のスーツにも落とし込みたく、
ネックと襟はパイピング仕上げにすることにしました。

ベースとなるボディーの生地はイメージを共有しながらシロ.で用意し、
パイピング用の布はbanryokuさんに提供してもらいました。

パイピングテープを自作する場合、
布を斜めに紐状にカットして作ります。
斜めにすることでテープに伸縮性が生まれます。
そうすると、直線だけでなくカーブにも対応できるようになるのです。

お預かりした生地をカットするとき、斜めに切る贅沢感と裏腹に、
余った直角三角形の生地たちを見ては、身が引き締まるような思いになりました(ちょっと大袈裟です)。

メインの生地、デニムとoffwhiteのコットンリネン生地の2種に、
それぞれに、違ったパイピングを。
楽しく選ばれるお客様の顔を浮かべながら組み合わせを考えていたら、
ほぼ一点ものになってしまいました。

飾りがほとんどないシロ.の服とは、一風変わって、
コラボレーションならではの仕上がりになっています。


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