写真は、2018年9月のもの。
国分寺から吉祥寺に移転してすぐのものです。

お店を継続するために、夫婦でよく話をします。
アトリエと店舗が一緒で、そこで1枚ずつ服を作っているお店は、
おそらくあまりないことだと思います。

今のスタイル自体が無理なのではないかとか、オーダー服みたいにしようかなど、色々と話します。

よーく話していくと、「店」というスタイルにこだわりたい理由みたいなものがあることに気づきます。

洋服に目覚めたのは、小学生の高学年の頃で、中学生になるとお決まりの原宿に行ったりしていました。
東京の東の端っこに住んでいた少年にとっては、それはそれは大きな冒険のようなものでした。
高校生、社会人になった頃はセレクトショップブームで、お店に行くことが本当にたのしかったです。
お店のインテリア、ショップ店員さんのファッション、そこでかかっている音楽。
全てが憧れ。
よく行くようになると覚えてもらって、ちょっとしたファッションやカルチャーの話をするようになって、それが嬉しくて。今でもその時にもらったコンピレーションCDは大切に持っています。
若い頃の僕にとって、服屋は大事な場所でした。

わざわざお店に行かなくても気軽に服は買える便利な世の中になりましたが、
「服屋」というスタイルは、やっぱり好きで、
自分が経験したように、誰かの好きな店になりたい。
という思いがずっとあります。

たまに行くお店、数年ぶりに行くお店。
それでいいと思っています。
服屋ってそんなものだと思っています。
たまに行って、近況を話しながら、服と人が出会う。
そんなお店を細々ながらやって行きたいです。




店舗風景05b
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